こんにちは!iPhone6sの画面を割っ・・・もういいよね

 せっかく今日はノッていることですし(悪ノリ)、もう1本記事をお届けします。

 ず~っと気になっていたマンガをamazonで購入しました。

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 知る人ぞ知る漫画家「つげ義春」先生の作品集ですよ!

 この漫画家さんの特に初期の頃は、映画監督でいえばデヴィッド・リンチゲームクリエイターでいえば須田剛一小説家で言えば村上春樹って感じ。つまり、「わけわからないのに、それが心地いい」という、ある種の天才的なクリエイターなのだと思います。私はそんなシュールさが大好物なのだ。

 ずいぶん古い漫画家さんで、なんとデビューは1954年!サブカル誌「ガロ」などで活躍したいわゆるガロ系の方で、1987年に最後の作品を発表して以来、事実上の絶筆状態。まだご存命のようで、齢78歳とのことです。

 古い作家ではあるものの、現在でも熱狂的なファンが多くいて、業界人にもファンが多い様子。あの「美味しんぼ」の原作者・雁屋哲氏も、「つげ義春と私 」と題した熱いコラムを自身のブログに掲載しています。

中身を全部写真掲載すると怒られるでしょうから、代表作である「ねじ式」のワンシーンを。

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 これ最初のページですよ?もうすでにヤバイ雰囲気がビシビシ伝わってくるでしょ??

 メメクラゲ(『ポケモン』のメノクラゲの元ネタとも言われている)に噛まれて血管がぶち切れてしまった男が、医者を捜して漁村をフラフラ放浪するという内容。もう、夢の中のような荒唐無稽なシーンの連続で、予備知識がある私ですら、ラストシーンでは「はぁ!?」って声が出ちゃいましたよ。

 しかも、主演:浅野忠信で映像化もされています。ニコニコにもあるんだよ・・・(小声)。

 様々な短編漫画が収録されており、中にはキレイにまとまったノスタルジックな作品もあるのですが、特に初期の作品では大半が「はぁ!?」と声が出てしまうものばっかり。もうわけわからん。脳が痺れてくる。それが心地よすぎる・・・。

 ちなみにYoutuberの瀬戸浩司さん(何回名前が出てくるんだ)も昔動画で、代表作のひとつ「ゲンセンカン主人」の話をしていました。

 同業者である漫画家にも熱狂的ファンが多いらしく、鴨川つばめの「マカロニほうれん荘」や、赤塚不二夫の「天才バカボン」にも「ねじ式」のパロディシーンが出てきたりします。

 とりあえず「ねじ式 夜が掴む」を丸々1冊読んでみましたが、もうすばらしい!シュールすぎて一切理解できないけど、そこが楽しい!「ここはこういう感情を暗喩しているんじゃないか・・・?」なんてシャラクサイ考察なんて不要!ただ感じるままに読みふけってしまいました。

 そして、思ったよりもエロスなシーンが多め。生々しい性描写というか、リリー・フランキー氏とみうらじゅん氏がSPA!あたりの連載コラムで面白おかしくイジってくれそうな湿ったエロスを感じます。

 ちくま書房が発行している「つげ義春コレクション」は全9巻(特設ページはこちら)。私の場合、岡山中の本屋を捜しまくった(大げさ)のに全く見つけられませんでしたが、amazonではアッサリと見つけることができたのでそっちがオススメです。たぶん私、残りの6巻も全部買っちゃうわぁ・・・(恍惚)。

 シュールな作品が大好物の人は、試しにチェックしてみてくださいね。現実離れしまくった、禁断の世界にトリップできること請け合いです!