OL・瑞穂 「岡山のレトロゲームショップは(ゲーム番長さん以外)行き尽くした感がありますからね。別の県に行くってのは良い発想かもしれませんよね」
着物少女・このは「岡山より広島の方がやや都会じゃし、いつもはお目にかかれないようなレアなレトロゲームが手に入るかもしれんしのう」

「そんなことはない」
OL・瑞穂 「えっ」
着物少女・このは「え・・・?」

「結論から言うと、地獄でした。ほんともう、精神的にも肉体的にも辛い旅になったのですが・・・まぁ、1つずつ説明していこうか」
OL・瑞穂 (何かあったのかな・・・?)
着物少女・このは(あったんじゃろうなぁ・・・)

「一口に広島県といってもかなり広いからね。岡山市からほど近い福山市に行くことにしたんだ。ほんとは広島市のレプトン各店を回りたかったんだけど、新幹線で往復1万円超はキツくて・・・鈍行だと片道3時間半かかるし・・・」

「まずは山陽本線で福山市に行ったあと、福塩線っていうド田舎ローカル路線を使って神辺(こうのべ)っていう田舎駅に降りました。ちなみに福塩線はこの駅より先はICOCAが使用できなくなります」
OL・瑞穂 「見事に田舎ですねぇ・・・本当にこんなところにレトロゲームショップがあるんですか・・・?」

「駅から20分ぐらい歩いた先にね。駅の周りにはガチで何もないから、こんな田んぼのあぜ道をトボトボ歩いていくことになったよ」
着物少女・このは「いきなりド田舎になりすぎじゃろ!?」

「ちなみに歩いている途中、シラサギとかアイガモとかの鳥類がバサバサ飛んでてビビりました」

「あぜ道をひたすら歩いてやっと大通りに出て、そこからしばらく歩くと・・・見えてきました。最初の目的地である開放倉庫 福山店が」
OL・瑞穂 「お、結構大きい店舗ですね。岡山の“お宝発見”みたいな感じの、オールジャンル取り扱ったリユースショップってカンジですかね」
着物少女・このは「普通は自動車で来るような店っぽいけどな。田舎在住者は車が無いとなにもできないってのはよく聞くが、ガチなんじゃな・・・」
OL・瑞穂 「おお~・・・・・・お、おう・・・?」

「ね?微妙でしょ?正直この店、全然レトロゲーム取り扱ってないんだわ。お宝発見の5分の1ぐらいの売り場面積かな。値段もかなり高くて、スーファミの珍しくもなんともないゲームが1,000円とかザラだった」
着物少女・このは「う~む・・・よくわからんが、1店舗目から期待外れじゃったんじゃなぁってことは伝わってくるぞ」
OL・瑞穂 「『ケルナグール』500円(税抜)はお得ですけどね。GBAのソフトもそこそこ安いし。でも私的には『おでかけレスターれれれのれ(^^;』ぐらいのレアソフトを期待したんですけどねぇ・・・」
着物少女・このは「・・・よくわからんが、絶対にクソゲーってことは伝わってくるタイトルじゃなそれ・・・なんで顔文字付いとんねん」

「まぁ、1店舗目ならこんなもんか・・・と思って、また20分歩いて駅に引き返して、今度は福塩線で万能倉(まなぐら)っていう駅に向かおうとしたんだけど・・・ここで事件が起こったんだよ・・・」
OL・瑞穂 「田んぼのあぜ道を往復40分歩かされる&ようやく到着した店のラインナップが微妙っていう事態より、もっと酷いことが起こるの・・・?」

「1駅乗り過ごして駅家(えきや)って駅まで行っちゃったんだよね。どうやらこの電車、降りるときは手動でドアを開けないといけないらしくて、戸惑っているうちに電車が即効で発車しちゃったんだよ」
OL・瑞穂 「なにその知らねぇシステム・・・」
着物少女・このは「ああ、ド田舎の電車にはドアをボタンを押して開けんといかんものが存在すると聞いた事があるが・・・まさか実在したとは」

「ちなみに、駅家は無人駅だったらしく、降りるときに運転手に超過分を支払わなきゃいけなかったらしくて・・・知らずに2両目から普通に降りちゃって、運転手にクッソ怒られました。ははは・・・・・・」
OL・瑞穂 「なにそのトラップ!?」

「・・・みなさん、田舎の手動ドア式のワンマン運転電車に乗って無人駅で降りるときは、絶対に1両目のドアから降りるように気をつけてください。2両目以降のドアから降りたら運転手にクッソ怒られますからね」
OL・瑞穂 「いい大人なのに怒られたくないですものね・・・みなさんもお気をつけください。ちなみに無人駅で乗る場合は整理券を取らないといけない、バスみてぇなシステムになります」

「・・・気を取り直して、駅家の駅から30分ぐらい歩いてハードオフ 福山駅家店に到着。まぁまぁデカめの店舗ではあったかな。レトロゲームのジャンク品もなかなか大量にあったし」
OL・瑞穂 「よ、よし!2店舗目ですね!ハードオフは時々、とんでもない掘り出し物があったりし ますし、もしかしたらお宝が眠っているかもしれませんよ~!」

「ほらよ」
OL・瑞穂 「うっわぁ・・・クッソ微妙・・・なんでゆゆうじょうパパワーこと『転生學園幻蒼録』の続編まで買ってるんですか・・・」
着物少女・このは「『テトリス2』と・・・『半熟英雄』か。有名なタイトルじゃないか。数は・・・少ないみたいじゃけども」

「あと、スーパースコープの赤外線受信機も買ったよ。スーパースコープなんて持ってねぇけど」
OL・瑞穂 「なにをしているんですか・・・」
着物少女・このは「もうヤケクソになってないか・・・?」

「もうすっかりやる気を失ったので、帰ることにしました。今度は20分ぐらいかけて駅家の駅まで歩き、切符を買って福山市に戻って・・・あとはとんこつしょうゆラーメン喰って岡山に帰りましたとさ」
OL・瑞穂 「せめて尾道ラーメン食べてくださいよ・・・」
着物少女・このは「結局2店舗で、しかも微妙な成果・・・しかも運転手にクッソ怒られて、合計で1時間半以上歩き続けるという、考えうる限り最悪の旅行じゃったのう・・・」

「このままじゃ収まりがつかないので、岡山市に戻ってからメディオに行きました。ゴールデンウィーク期間中はレトロゲームが30%オフになるからね」
OL・瑞穂 「せめてここで良いゲームが手に入ると良いですよね・・・」

「はいよ」
OL・瑞穂 「良すぎぃぃぃぃ!!!」
着物少女・このは「・・・詳しく聞く前から、広島で地獄の苦しみを味わって手に入れたレトロゲームよりも数段階は素晴らしいラインナップってことが感じられるな・・・」
OL・瑞穂 「だって、『ジョイメカファイト』と『クインティ』だよ!? おまけに『タイニートゥーンアドベンチャー』と『ヴァリス』もあるし!ありそうで意外と売ってないから探してた『スーパーアラビアン』も!」
着物少女・このは「お、おう・・・わかったから、興奮を抑えろ・・・。ただ、税抜きで750円のソフトが3本もあるし、税込みで3,200円を軽く超えておらんか・・・?」

「でもいまは30%オフキャンペーン中だから・・・?」
OL・瑞穂 「・・・合計で2,200円(税込)ぐらいになってる!すごくね!?」

「うん・・・最後の最期で報われたよ・・・もう二度と岡山県から出ないぞ」
着物少女・このは「よかったのう・・・・・・いや、良かったのか!?」


「と、いうわけで、今回買ったソフトの中から『クインティ』をご紹介!レトロフリークに正常にインストールできたと思いきや、画面が灰色一色のまま動かなくなってクッソビビったけど、対処法を試したらちゃんとプレイできたよ!」
OL・瑞穂 「レトロフリーク @ Wikiを参考にさせていただきましたが、『クインティ』や『ソロモンの鍵2』などは、起動してからHOMEメニューでリセットをかけないとプレイできないそうです。無事に遊べてよかった・・・」
着物少女・このは「これはどういうゲームなんじゃ?」


「画面上を動き回る白い敵を全滅させていくステージクリア型のアクションパズルゲームだよ。攻撃方法がパネルをめくって弾き飛ばして壁にぶつけるっていうユニークなもので、ハマるとなかなか楽しめるんだ」
OL・瑞穂 「ちなみにこのゲーム、『ポケットモンスター』シリーズでお馴染みのゲームフリークの処女作品なんですよ。同社の社長であり、『ポケモン』の生みの親である田尻智さんが制作を手掛けています」

「このゲームの売り上げで得た印税を元に株式会社ゲームフリークを設立したらしいし・・・『クインティ』が無かったら『ポケモン』も存在しなかったと言っても過言では無いんだ」
着物少女・このは「へぇ、そんなゲームじゃったのか・・・キャラクターもポップでかわいいし、アクションもユニークじゃし、後に人気ゲームを生み出す集団としての片鱗を味わえるのう」




「うん、まぁ、僕がクッソ下手くそなせいで5ステージ目ぐらいでゲームオーバーになったんだけどね・・・」
OL・瑞穂 「表面と裏面あわせて全200ステージあるんですけど・・・」

「まぁ、今後もちょくちょくと練習して上達していくことにするよ!・・・と意気込んでいたら、もうひとつ最悪な事が起こったんだ・・・」
着物少女・このは「はぁ⁉ まだこれ以上悪いことが起こるんか・・・!?」

「レトロフリーク用に使用していたマイクロSDカードがぶっ壊れました。数ヵ月前のバックアップしか残ってなかったから、新しいマイクロSDカードに72本ほどレトロゲームをインストールし直す作業に追われて・・・」
OL・瑞穂 「う、うわああああああ!」
着物少女・このは「もうお前、呪われとるぞ・・・」

「みんなは頻繁にレトロフリークのデータバックアップを取るように気をつけてくださいね・・・それじゃあ今回はこのへんで。また次回の記事でお会いしましょう!」























