もゲつぶ。【元ゲーム情報サイト編集者のつぶやき。】

新作ゲームと、レトロゲーム。エンタメがあれば人生なんて怖くない。そう、思ってた――。

マンガ・小説

「幸腹グラフィティ」最終巻!〝家族愛”あふれるホンワカあったかな最高のマンガでした・・・!!

 去る2016年9月27日(火)、芳文社のコミック誌「まんがタイム きららミラク」に掲載されていた人気コミック「幸腹グラフィティ」最終巻にあたる第7巻がついに発売されました。

 本作を読み終えた感想をネタバレ無しでお届けしたいと思います。

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 「幸腹グラフィティ」は、リョウ、きりん、椎名の3人の女の子を中心に、〝美味しいごはん”を通してほんわか、あったかな日常を描き出す4コマ漫画。2015年にはTVアニメ化も行われました。

 筆者は第1巻から原作を続けて購入し続けており、とてもとても大好きな作品でした。それゆえに最終回を迎えてしまったのはとても悲しく、心に穴が開いてしまったような心境で・・・。

 でも、リョウたちが出会ったたくさんの料理たちと一緒に、3人の事を時折思い出して、そしてホッコリできたら嬉しいな、という心境だったりもします。

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 最終巻の感想と言いつつも、ネタバレを避けるために最終巻のストーリーについては深くは言及しません。リョウたちの大学受験、そして3人の「とある選択」について最後まできちんと描き切っており、これまで原作を追いかけてきたファンなら満足感と寂しさ、そして少しの勇気をもらえると思います。買って損なし!

 ということで、この記事では「幸腹グラフィティ」という作品全体を通じての感想にのせて、この作品について深く知らないのに変に批判をしているにわかさんへ、この作品の良さを語りたいと思います。

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「藤原ここあ 画集」が素晴らしすぎた。ここあ先生の想いが詰まった「複製原画」も付属しているファン必携の一冊です

 藤原ここあさんという漫画家さんをご存知ですか?

 アニメ化された「妖狐×僕SS」(いぬぼくシークレットサービス)をはじめ、「わたしの狼さん」「dear」「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」といったコミックを世に送り出した、少年ガンガン系のコミック誌でご活躍なされた漫画家さんです。
 
 誠に残念ながら・・・ここあ先生は2015年3月31日、御病気のため天国へと旅立たれました。

 当時連載中だった「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」は未完結のまま連載終了となったものの、ファンの熱い要望に応える形で最終巻・3巻が2016年の3月に発売されています。

 そして7月22日、藤原ここあ先生の「最後の作品」とも言える書籍が、ついに刊行されるに至ったのです。

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 藤原ここあ先生が描いてきた作品に関する様々なイラストを収録した画集、その名も「藤原ここあ 画集」です。

 「わたしの狼さん。」時代からの大ファンである筆者も、迷わず本商品を購入しましたので、感想などをお届けしたいと思います。

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伝説の漫画家・つげ義春コレクションを購入!ワケワカランのが気持ちイイ!!

 こんにちは!iPhone6sの画面を割っ・・・もういいよね

 せっかく今日はノッていることですし(悪ノリ)、もう1本記事をお届けします。

 ず~っと気になっていたマンガをamazonで購入しました。

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 知る人ぞ知る漫画家「つげ義春」先生の作品集ですよ!

 この漫画家さんの特に初期の頃は、映画監督でいえばデヴィッド・リンチゲームクリエイターでいえば須田剛一小説家で言えば村上春樹って感じ。つまり、「わけわからないのに、それが心地いい」という、ある種の天才的なクリエイターなのだと思います。私はそんなシュールさが大好物なのだ。

 ずいぶん古い漫画家さんで、なんとデビューは1954年!サブカル誌「ガロ」などで活躍したいわゆるガロ系の方で、1987年に最後の作品を発表して以来、事実上の絶筆状態。まだご存命のようで、齢78歳とのことです。

 古い作家ではあるものの、現在でも熱狂的なファンが多くいて、業界人にもファンが多い様子。あの「美味しんぼ」の原作者・雁屋哲氏も、「つげ義春と私 」と題した熱いコラムを自身のブログに掲載しています。

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